わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

狂言、散歩、バルサミコ

 六時三十分起床。
 午前中は念入りに部屋を掃除。午後はカミサンと三鷹へ。三鷹駅近くの鶏肉料理の店で親子丼とキジ丼を食べてから、混雑したバスに乗って三鷹公会堂へ。「東西狂言の会」を観る。詳細別項。
 三鷹公会堂から吉祥寺まで4km近くを歩いて移動。初夏の青空、しぼんだツツジ、鮮やかな緑で陽の光を照らし返す柿の木の新緑。徐々に西日が差しはじめる。微かにゆっくりと赤らむ空。
 吉祥寺から電車で荻窪へ移動し、買い物を済ませてから帰宅。夕食はピザを焼いて食べた。麦次郎の誕生日だったので、マグロの刺し身をプレゼントした。不公平なので花子にも。残ったマグロはサラダの上にのせてバルサミコで。

東西狂言の会

 日記を調べたら3年ぶりだった。しばらく行けなかったんだよね。

  • 二人大名…下克上コント。東八郎にやらせたらすごかっただろうな、と思った。
  • 川上…狂言版の「芝浜」? ストーリーの流れは全然違うけど。こういう人情劇っぽいのもあるんだなあと感心。
  • 釣針…これもコントにできそうな現代性がある。ロバートにやらせたいと思った。ま、テレビでこれをやったら女性蔑視とか言われて大変なことになるだろうが。

いとうせいこう『想像ラジオ』読了

 祈りとは、死者の声に耳を傾けるということ。そして死者もまた生きる者の声を聞こうとしており、これもまた祈りである。祈りの二重構造。祈りの本質とは、守って欲しいと願うのではなく、気持ちを届けたいというところにあるのかもしれない、と思った。

想像ラジオ

想像ラジオ

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