わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

吹き出す欲求

 今日は休むことにした。だからだろうか。気が抜けている。眠くて眠くてたまらない。どんなに寝たところで欲求が満たされないのだ。ニンゲンとは欲を追求しつづける存在である。その欲が「希望」「願望」と言い換えられる内容であればカkチョイイのであるが、「寝たい」「腹いっぱい喰いたい」「クソしたい」といった生理的欲求ばかりになってしまうと、ニンゲンのソンゲンだとかなんだとか、哲学的な理念は一気にどこかへ消し飛び、やはりニンゲンとはドウブツの一種である、と痛感してしまう。生理的欲求とは、本能の一部だろう。その本能は気が抜けた時にどっと噴出するようなものなのか。普段は理性の蓋がそれを押し込めているのだろうか。
 午前中は掃除。午後はちょっとだけ昼寝する。花子が添い寝してくれた。
 十五時、かなり風邪から恢復できたカミサンと外出。荻窪駅で義母と待ち合わせ。高円寺にあるホール「セシオン杉並」へ。義父も合流し、四人で津軽三味線奏者である佐藤通弘のコンサートを楽しむ。
 夕食は義父母宅でおでん。花子の娘である桃子、表情はお母さんとそっくりであるが、お母さんよりリラックスしているようだ。最近の花子は「ゴハン」「クローゼットの中に入りたい」「走りたい」「かまってくれ」「ほっといて」と、わがままな要求が書き切れぬほど多い。
 ぼくまで風邪を引いたようだ。念入りに「自力整体」をしてから、十二時前に床につくことに。