わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

とことん、のんびり。

 七時三十分起床。曇り。
 今日はカミサンとプチ断食をすると決めていた。朝から水分以外のものは口にしていない。あ、ガムは噛んだか。体脂肪率5%、別にダイエットなどする必要はないのになぜ断食か。ここのところ体調が悪かったので、すこし内臓、消化器官を休ませてやろうと思ったのが大きな理由だ。実際、食事を消化の良いものや流動食を中心にし、睡眠三時間前からは一切食べ物を口にしないようにすると、睡眠時間を短くできるという。それと理屈は同じである。二度目の試みである。前回はおかしな肩凝りや腰痛が多少マシになった。今回はそれ以上の効果、つまり坐骨神経痛の緩和を狙っているのだが、どうか。
 午前中は少しだけ仕事。午後はのんびり過ごす。夕方、荻窪界隈の高級住宅地の散歩。あちこちでジンチョウゲが鋭い香りを放っている。春の香り、ではあるが、ふと気づくというよりも、圧倒され、半ば強引に春の訪れを納得させられる、そんな香りだと毎年思う。梅も多い。桃もずいぶんとほころびはじめた。梅が大人の花だとすれば、桃は少女から大人にさしかかるころの花とでもいうべきか。桜は、そんなものを超越しているのだろう。ボケの花が膨らみ、開きかけているのも見かけた。濁った濃い桃色のチョキが、曇天の空に向かっていくつか伸びていた。ミモザも見かけた。細かな、点描の筆遣いような黄色い花びら。気になったのでちょっとしらべたが、これは冬の花らしい。長咲きなのだろうか。
 夜はビデオなどを観て過ごす。とことん、のんびり。