2006-09-10 佐川光晴「銀色の翼」 読書日記 同タイトルの作品集(といっても収録は二作だけだけど)より。脳腫瘍の手術後、後遺症の頭痛と鬱病に悩まされながら生きる青年のモノローグ。なんだけど、異様なまでに自己を客観視している。淡々とした文体。