わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

夢の空/今日の空

 六時五十分起床。近ごろ眠りがどっぷりと深くなっている気がする。が、一方で夢も多く見る。昨夜は、空の夢を見た。青空に、大きな雲が広がっている。高い層を覆う雲は白く厚く、どっかりと腰をすえ、その場からまったく動かない。そこに低い層にたなびく薄い雲が重なる。風が強いのか、薄い雲は右から左へ、形を複雑に変えながら流れてゆく。ときおり、下から上に浮き上がっていくようにも見えた。雲はさまざまな形をしている。よく覚えてはいないが、象のような雲、そして龍のような雲が見えた。もっともそれらが象となり龍となったのは、強い風に煽られ形を変えつづけた連続の中でのわずか一瞬でしかない。それを、ぼくはじっと見ている。ただ、それだけの夢。
 今朝の空は夢とおなじようなのかもしれない、そんな淡い期待をしつつマンションの入り口から上を仰ぎ見たが、残念ながらのっぺりとした灰色の雲が途切れ目なくつづくだけだった。
 某家電メーカーの企画。暗中模索。
 夕方、カイロプラクティックへ。午後は空模様が荒れるという予報だった。邪魔だと思いつつ傘をぶらさげて歩いていたが、強い風が吹き荒れるばかりで雨が降り出す気配はまったくない。耳を澄ますと、自動車の唸る音や商店のBGMなどに紛れながらも風の音が聞こえてくる。空を見上げると、夢とおなじとまではいかなかったが、雲が絶えず形を変えながら、右から左へ、方角でいうとおそらく西から東へ、流れていった。
 読書はこれから。