六時起床。帰宅途中はぼた雪だったが、夜中にはやんだようだ。一面の銀世界というおよそ東京らしくない光景を想像しながら窓を開けたが、予想に反して街全体が雪の神々しさに浄化されたような感覚はなかった。うっすらと中途半端に積もっただけで、すでに溶けはじめ、おまけにところどころにアスファルトのハゲをつくっているのが妙に俗っぽく見え、こうもオッサンくさい雪もあるのか、と一人でクスクス笑ってしまった。
仕事。某通信事業者企画、某アパレルメーカー企画など。年度末に向けて慌ただしさが緩やかに強まりつつある。
ツナの和風パスタで昼食。
夕方、買い出しついでに軽く散歩。すでに路面の雪はあらかた溶け、一戸建ての屋根や陽の当たらぬ路肩などに残るだけになった。街のあちこちで、形成不良の妖怪みたいな雪だるまを見つけた。雪だるまをつくるには、あまりに降雪量が少なすぎる。
夕食は餃子。