六時。起きてみると、ぬるい。昨日の日中の春のような気温のなごりで、ぬるい空気がゆるく滞留しているような感覚。暖かさに身体がむずむずし、早朝から4kmほどランニングする。久々にカワウを見かけた。善福寺川で漁をしていた。呑気そうに見えるが、コンクリート川で小魚を探すくらいなのだから、必死なのだろう。食い詰めてここまで流れてきたに違いない。いっぱい食え、と心の中だけでエールを送ってみる。無論、カワウは気づかない。
絵解きで野鳥が識別できる本 (BIRDER SPECIAL)
- 作者: 叶内拓哉
- 出版社/メーカー: 文一総合出版
- 発売日: 2006/03
- メディア: 単行本
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空は曇りがちで、外気は少しずつ冷たさを増してゆく。寒くならぬうちに、と午前中に散歩へ。住宅街のやや奥まったあたりに行ってみると、あちこちで紅梅白梅が開花している。毎年書くことだが、豪華絢爛な桜よりも、寒空のもとで荘厳な雰囲気を漂わせ、それでいてどこか奥ゆかしい梅の花のほうがぼくは好きだ。
二十時、業務終了。菜の花と豚肉の炒め物で夕食。春を先取りしたメニュー。