わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

これで明日には治る予定/無重力

 昨日は夕方から喘息の発作が出てしまい、医師の世話になってしまった。ステロイド吸入を10分間やったらかなり落ち着いたが、痰がやたら絡む症状だけは治まらない。今日まで引きずってしまった。夜は比較的熟睡できたのは不幸中の幸い。五時三十分起床。
 七時半より仕事。夜中のうちにクライアントから大量の後送資料が届いていて驚く。スケジュールがないので一時間で一気にコピー化した。つづいて某健食メーカー企画。猛スピードで企画書を一本書いた。咳と痰で息苦しいのに、よくやれたもんだ。
 午後は外出。麻布十番にて某文具メーカーカタログの打ち合わせ。デザイナーのHさん、久々にあったらヘアスタイルが海猿みたいになっていた。
 帰りは夕立に引っ掛かってしまう。ゲリラ豪雨的。空からアスファルトに向かって一斉に透明のスーパーボールを叩きつけているように見えた。傘を持っていなかったので、荻窪駅のベックスコーヒーで雨宿り。打ち合わせしたてほやほやの案件を、雨音の強弱に時折気を奪われながら進めた。
 十六時三十分、雨足が弱まったので帰社/帰宅。
 夕方はクリニックへ。やはり喘息の症状が治まっていないとのこと。血液検査の結果、気管支炎は発症していないという。筋肉注射一本、薬。クラリス、フスコデ。先生いわく「これで明日には治る予定」。こういう言い回しが好きなお方だ。
 夜も仕事。電話はほとんど鳴らず、届いたメールも少ないのだが、その一つ一つが異様に重くのしかかる。だが、気づけばそれを、重さなんて忘れて受けとめ、持ち上げている自分に気づく。おそらく力持ちになっているのではなく、まわりが無重力になっているのだと思う。重いものを重たく感じさせない磁場が、なぜだろう、どこかから発生しているような。