六時三十分起床。一年でもっとも寒い時期と言われるとおり、今年一番の、あるいはそれに限りなく近い冷え込みがつづいているようだ。外気に体をさらすと、幾枚かの衣服に身を包んでの、軟弱なさらし方ではあるというのに、たちまちくじけそうになる。だが一方で寒さが体を、そして気持ちやら心やら、そういったゆらぎがちでとらえどころのない何かを、正しいたたずまいへピンと、矯正してくれているような気分になる。それに、身を任すべきなのか、抗うべきなのか。着ている服は、いったいそのどちらに加担しようとしているのか。いや、加担させるべきものなのか、と表現したほうが適切か。
ドウブツたちの世話、布団干し、掃除。実家から宅配便が届く。箱がクサイ。開けてみると、大量の漬け物だけが入っていた。
土曜だが仕事。明日も仕事、と覚悟していたが、予想以上にはかどり、今日で終わらせることができた。日曜は休む。
夕食はカレー鍋を食べた。