五時五十分起床。朝から尋常ではない暑さ。湿気の強い熱が体液を強引に汗に変え、絞り出させているような感覚。書斎で仕事をはじめるも、暑すぎて集中できず。こんな感覚は久しぶりだ。暑いという事実に思考がとらわれ、仕事よりも、そこからいかにして脱却するかということにばかり意識が向かう。午前中いっぱいはなんとかエアコンなしで耐えた。午後からは29度で稼働。
午前中に集中できなかったのは、道具のせいかもしれない。アイデアを出す際に、いつもなら鉛筆か万年筆をつかうところ、何を思ったか、ボールペンをつかってみたのだ。妙にテカリのあるインク、ボール部分から伝わってくる筆記時の妙な振動、芯の部分の微かな揺れ。それでもなんとか、形にはなった。
夕方は早めに片付いたので、久しぶりに溜まっていた資料の整理を行う。大量のシュレッダーごみが発生。シュレッダーの機械が何度も詰まってしまった。