わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

二日目のタイカレー

 五時四十五分起床。今朝は麦次郎に起こされなかったが、七時までの一時間少々の間に三度も外廊下に出せと例によってアオンアオンと大声でせがまれ、そのうち二度は、折れてしまった。物音でてんかん発作が起こる可能性があるからできるだけ外には出したくないのだが、仕方ない。つきっきりになり、できるだけ短時間で満足できるようにした。ま、それでも何度も出せ出せ言っていたということは、まったく満足できかなったからなのだろうが。

 ぷちぷちは季節の変わり目恒例の換羽期に入ったようで、カゴの床に抜け落ちた羽毛がたくさんたまっていた。機嫌が悪い。体力もそれなりに消耗するのだろう。高齢だからちょっと気になるが、まあ、今のところは大丈夫。花子はもう逝ってしまったが、麦もぷちもかなりの高齢なので、健康管理には万全を期してはいるものの、それなりに不安は感じてしまう。

 仕事。完成形がイメージできず、何枚もメモをつくってしまう。

 夕方は天気が崩れるらしいので、午前中のうちに買い出しへ。小一時間で戻り、昨日のレッドカレーの残りとタイ米で昼食。二日目のカレーはタイ風でもうまし。

 午後、仕事再開。大量のメモがようやく形になりはじめた。

 夕方、雨は降っていないが空気がぬるったい。十九時、気晴らしに散歩へ。散る桜、散る桜、散る桜。

 夜はテレ朝で放送していた「ぶっちゃけ寺」という番組を観る。禅問答がおもしろかった。「もったいないとは何か」という問いに対し、「物を生かすこと」という回答。「もったい=勿体」という単語の意味が気になって調べてみたが、新明解によると、「勿」は無いという意味、「体」は正体という意味、あわせると、実質はさほどでないのに、ちょっと見には内容のあるものを秘めているかのように見せかけること。だがこの言葉、コトバンクで検索すると、1 外見や態度の重々しさ。 2 態度や風格。また、物の品位。そして、「勿体」は「物体」とも表記するのだそうだ。「物体ない」で、「もったいない」。モノに実質はないということか。それを大事にする姿勢が、もったいない。うーん、逆説的だ。西洋哲学の認識論の世界になっちゃうなあ。