わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2008-07-01から1日間の記事一覧

蜂飼耳『城跡』

詩人・蜂飼耳の小説。蜂飼作品は詩も含めてはじめて。 遺跡発掘の仕事をする女性と、鮭の養殖場だかに勤める元ホモの男との、壊れそうな恋。なーんて書くと、ぜんっぜんぼく好みの作品ではないように思えるから不思議なのだけれど、そうでもないんだよなあ、…

金井美恵子『恋愛太平記』

朝子の離婚話から、雅江の子連れバツイチとの再婚話へと話は移る。 「暮らし」と「生き方」がごちゃまぜになったような書き方だなあ。恋愛太平記〈1〉 (集英社文庫)作者: 金井美恵子出版社/メーカー: 集英社発売日: 1999/11メディア: 文庫購入: 6人 クリック…

得てしてそういうものなのだろう/物欲の行列

六時起床。今日もヘンチクリンな夢を見たのだが、さっぱり覚えていない。何かをこねくり回す、そんな内容だったような。 じわり、と身体の芯にゆっくりと伝わる暑さ。ほんの少しだけ蒸す感覚に息苦しさを感じる一方、妙な解放感もあるのだから不思議だ。梅雨…