わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・哲学・思想の読書日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

苦行と料理

 八時三十分起床。暑い、おきるの面倒、とまどろみながら考えるうちにまた眠りに落ちる。心地よい眠りではない。むしろある種の苦行のような、何らかのつらさを己に強いるような眠りだ。しかし起きたところで達成感はない。起きるしかない、という観念の気持ちのほうがよほど強い。
 花子は朝からアトリエの窓辺にたたずみ、カーテンをほんのわずかに揺らす湿気の高い梅雨時の風に、それなりの心地よさでそよがれている。麦次郎はリビングの窓辺でカーテンの影に隠れるようにして外を見つめ、スズメが来るのを待ちながらしっぽをゆらゆらと動かしている。しっぽに触れているカーテンがゆらゆらと揺れている。
 午前中は掃除、アイロン。
 昼食はナシゴレン金子光晴のアジア・ヨーロッパ放浪三部作では「ナシ・ゴリン」と表記されていたのを思い出しながらカミサンといっしょにつくった。豚肉、タマネギのスライスを炒め、ある程度火が通ったところでゴハンを加える。浴い貯まったところで「カルディ」で買ってきたナシゴレンの素を投入。よくかき混ぜて馴染ませ、しっかり炒めたところで皿に盛りつけ、スライスしたキュウリとトマトを添え、別のフライパンでつくったサニーサイドアップの目玉焼きを乗せて出来上がり。エスニック料理店ほどの味ではないが、家庭で楽しむには十分の出来栄え。手軽なのがうれしい。
 ナシゴレンで満腹になった腹を落ち着かせようと横になったらそのまま二時間過ぎた。朝の苦行と同じような気分になる。
 夕方、荻窪へ買い物。夕飯の材料など。
 夜はポークソテーをつくる。ソテー用の黒豚肉の脂身のスジに切り込みを入れ、塩コショウと小麦粉を振っておく。熱したフライパンに油をひき、強火で片面をコンガリ焼いたら弱火にして裏返し、ふたをしてじっくり火を通す。火が通ったところでいったん取り出し、溜まった脂を捨ててから再度肉を乗せ、バターひとかけ、醤油ひとまわしを入れる。ウィスキーを少々入れてフランベさせ、馴染んだら肉を取り出し、残った肉汁を煮詰めてソースにする。肉が柔らかく仕上がる。問題はフランベ。ウィスキーはアルコール度が高いから、炎の大きさもハンパじゃない。今日は換気扇に取り付けたフィルターが焦げてしまった。次回からはウィスキーの量を減らすか、フィルターを取り外した状態で調理する必要があるだろう。反省。
 夕食後、ぷちぷちを出して遊ばせる。昨日より上手に飛べている。あまりばてなくなった。