わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

栄螺

SONY ステレオICレコーダー ICD-SX55

 六時三十分起床。軽い頭痛。昨日よりは数段マシだ。足裏マッサージやら何やら、あれこれ対策を打ったのが利いたのだろうか。
 十時、外出。♪ゆかいなサザエさん、ではないが、うっかりサイフを忘れてしまい、カミサンに駅まで持ってきてもらった。年に一二度こういうポカをやる。いくつもするべきことが重なり、おまけにそのうちのいくつかが、例えばプリンタが故障したとか、そんなトラブルでうまく進行できないときにやる。仕事を万全にしようとすると、ニンゲンとして当たり前の部分でボロが出る。キャパシティをわきまえろということか、それとも単に注意力が足りないだけか、早くもボケがはじまったか。
 午前中は五反田のQ社へ。某大学の総合案内の打ち合わせ。霞が関へ移動し、D社へ。来週の福岡取材の打ち合わせ。時間がなかったので開始前と終了後、二度に分けて軽く昼食。どちらもサンドイッチと珈琲だけ。サイフがなかったら、こんな芸当もできなくなる。ありがとよ、美穂ちゃん。
 夕方からは細かな作業をあれこれと。二十時、目処が立ったのでひとまず停止。
 D社のPR誌の取材、どんどんインタビューの対象者が増えてしまい、今回は会議室で一度に最大八名を相手に話を聞くことになる。これでは、ずっと愛用していたモノラルのICレコーダーでは音も拾いきれないし、平坦になるので誰が発言したかも判然としない。仕方がない。もう五年も使ったので買い替えてもいいだろう、と思いネットであれこれ調べてみたが、どうやらソニーの製品が一番性能がよい。AVメーカーとしてのソニーは信頼しているがクリエで懲りているのでデジタル機器メーカーとしてはNG、と思っていたのだが、まあICレコーダーはデジタルというよりオーディオに近いだろうと無理やり自分を納得させ、オンラインで注文した。
 
 野坂『東京小説』。父だと思っていたひとが、実は祖父だったら。
 堀江敏幸「ピラニア」。そばつゆを飛ばす老人。