わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

矮小だからこそ、守るべきだ。

 七時起床。朝から仕事。夕方、ちらりと「クイーンズシェフ伊勢丹」に買い物。西の空が、オレンジから紺に変わり、少しずつ色彩を失って淡い青みを帯びた墨色となり、そこにひとつ、ふたつと星が瞬く。そのそばで半月がふわりとおぼろげな光を放っている。雲は空よりも黒く浮かんでいる。青梅街道からほんのすこし南側にはいったあたりは高い建物がないので、空の表情がよくわかるのだ。時折大自然に憧れ都会がいやになることがあるが、感覚を研ぎ澄ませれば、自然の美しさは都会でも感じられるのだ。それがいくら世界遺産などと呼ばれる純粋なる自然とは比べ物にならぬほど矮小であっても、そこに勝ちがあることに変わりはない。守るべきであることに変わりはない。いや、矮小だからこそ、守るべきなのだ。
 夕食は伊勢丹のタイムサービスで買った国産牛もも肉でステーキ。脂肪の甘味よりも肉のうま味をしっかり感じられるから、もも肉は好きだ。
 仕事のしすぎだろうか、手首がひどく痛む。右手にキネシオテープを巻いておいた。これで痛みが弱まればいいのだが。