2006-01-08 筒井康隆『脱走と追跡のサンバ』 読書日記 多元宇宙というテーマがもつややこしさを、ややこしい文体でおちょくるように展開している。若いころの筒井康隆らしさがとても強い。でも、これってある意味自分自身による作品世界の否定にもつながるんだろうなあ。