わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

晩冬の雪は何かと騒々しい

 昨夜、布団に潜り込むころから雪が積もりはじめた。降りはじめはいつごろなのだろうか。気づけば向かいの一戸建ての屋根がいびつな白に覆われていた。暖雪とでも書くべきか、雪にしては外気は暖かだったらしく、冷え込んでしんしんと、結晶の降り、舞い散る音が静かに、耳ではなく肌に伝わるような感覚はまるでない。ベランダからは、ジャバジャバと風情もクソもない音が聞こえた。
 六時三十分起床。雪は降り止んだ。すでに溶けはじめているようだ。
 八時、外出。雪の積もる路地から路地へ、そして大通りへと、クルマの轍でアスファルトが覗いている部分を選びながら歩く。足を動かすたびにバシャバシャビシャと音がする。数メートル先を歩くロングブーツの女性もバシャバシャビシャとやっている。騒々しい。が、駅に近づくに連れ、雪は減りはじめた。丸ノ内線霞が関へ。九時、地上に出ると雪などどこにも見受けられない。わずかに、街路樹の根元に残りかすがあるだけだ。樹上から水が滴っている。この音は、さすがに聞こえてこない。クルマのエンジン音や通行人の話し声にたちまちかき消されてしまう。
 十一時、小石川のL社へ。こちらも雪はほとんど見当たらず。
 十三時、帰社/帰宅。午後からは作業に集中する。某健康食品会社DM、某住宅メーカーWeb サイトなど。資料不足のため、夕方は吉祥寺の「リブロ」へ行く。仕事関連の本と、好奇心を満たすための本と。
 夕食はビーフシチュー。好物はつい食べ過ぎてしまう。