わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

村上春樹『海辺のカフカ』

 田村カフカは高松の私立図書館を訪れ、そこで四十代半ばの女性職員、佐伯さんと出会う。
 新しく人物が登場すると、頭からつま先まで、ひととおり舐めるように説明(描写ではないような…)するのが多い。最初にしっかりビジュアルイメージを植えつけたいのだろうか。