2006-10-22 ヘミングウェイ短編集(一) 読書日記 正直に書きます。はじめてヘミングウェイを読みました。これまで、アメリカ文学はバカにしていました。でも、目からウロコです。この作品集の巻頭に収められた「インディアン部落」という超短編は、原住民と白人、生と死、親と子、などの様々な対比を通じて、それらでは分けきれない、生きることに必ずつきまとうどこか不条理で観念せざるを得ない、でもつい追いかけてみたくなるような感覚をしっかり描いています。スゲエです。