ジャズ・スタンダードと言えば、やっぱり「枯葉」とか「虹の彼方に」とかなのかなあ。そして、ジャズの神髄はやはりジャズ・スタンダードであり、それをどう演奏しているかが鑑賞のポイント、ということになるのかなあ。
本作は、Keith Jarrett Trioのスタンダード作品の中でもかなり評価は高いみたい。二曲目の「枯葉」は、物悲しさとエキサイトした感覚が絶妙なバランスで同居していて、いい感じ。Keithのピアノも突然ジャズっぽくなくなったりしていいのだけれど、それ以上に、前半ウッドベースの暴走がスゴイ。そして、中盤のKeithの「テレレレレ〜」といううなり声もスゴイ。
個人的には、スタンダードにこだわりすぎた聞き方は好きじゃない。ガンコすぎるでしょ。
- アーティスト: Keith Jarrett
- 出版社/メーカー: Ecm Records
- 発売日: 2000/06/06
- メディア: CD
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (13件) を見る