わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

か〜れ〜は〜よ〜

 ジャズ・スタンダードと言えば、やっぱり「枯葉」とか「虹の彼方に」とかなのかなあ。そして、ジャズの神髄はやはりジャズ・スタンダードであり、それをどう演奏しているかが鑑賞のポイント、ということになるのかなあ。
 本作は、Keith Jarrett Trioのスタンダード作品の中でもかなり評価は高いみたい。二曲目の「枯葉」は、物悲しさとエキサイトした感覚が絶妙なバランスで同居していて、いい感じ。Keithのピアノも突然ジャズっぽくなくなったりしていいのだけれど、それ以上に、前半ウッドベースの暴走がスゴイ。そして、中盤のKeithの「テレレレレ〜」といううなり声もスゴイ。
 個人的には、スタンダードにこだわりすぎた聞き方は好きじゃない。ガンコすぎるでしょ。

Still Live

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