わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

そのまま

 寒の戻りのせいか、花子が甘ったれている。気づけば身体をぴたりとぼくの腹や足に添わせ、気持ちよさそうに眠っている。耳を澄ますと、クークークーという寝息の合間にゴロゴロゴロと喉の鳴る音がまぎれこんでいるのがわかる。こんな寒の戻りなら悪くない。が、これ以上寒くなると花子はぼくを無理やり起こし、フニャンフニャンと鳴きわめいて、暖かくしろ、暖房を入れろとせがむので困る。七時起床。
 午前中は芝公園の某制作会社で打ち合わせ。せっかくなので桜のちりはじめた芝公園の横を通り、増上寺の色深くなりはじめた緑と朱に塗られた寺院とのコントラストを横目で見ながら、ぼくとカミサンが結婚式をあげた「芝パークホテル」の前まで行ってみる。中には入らなかったが、建物は十一年前の面影を深く残している。いや、おそらく四十年か五十年くらいおなじ雰囲気なのだろう。ついでなので、披露宴の料理を担当してもらった中華料理店「北京」でランチを、と思ったがいちばん安いメニューでも2,650円とあったのでやめた。残念。
 荻窪ルミネのラーメン店「一凛」で塩ラーメンを食べてから帰社/帰宅。さみしかったのか、花子も麦次郎も熱烈歓迎状態。
 戻ってからは、黙々と某不動産会社の会社案内。