わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

猫で温暖化対策/おなじ場所/ついでのついでの…

 六時四十五分起床。めずらしく花子の姿が見えない。ゆるゆるとタオルケットから抜け出し便所に行くために廊下へ出ると、夜の冷気で冷えた玄関のタイルにぴたりと腹をつけて涼んでいた。猫はひんやりとした場所を探す天才だ。地球温暖化対策は猫にまかせればいい。夏はひんやりできる場所を、冬はぬくぬくできる場所を、本能で見つけ出してくれる。
 起きると、カミサンが「麦次郎が目の上に引っ掻き傷をつくっている」と騒いでいる。花子が二ヶ月前にやっちまったのとおなじ場所。
 某百貨店PR誌の企画など。午後より小石川へ。南天した夏の太陽から桜並木の木陰に逃げ込むようにして歩く。蝉時雨。歩いていると、蝉のいる木に自分が近づき、真横を通り、後ろに通り過ぎていくのが音でわかる。時雨とはいえ、音は絶対に混在しない。同種の蝉でも異種の蝉でも、一音一音が、はっきりと際立って響く。音楽で言えば不協和音か。
 某百貨店と某家電メーカー、二件の打ち合わせを済ませてから新宿へ移動。今回の案件の競合となる某百貨店で資料を収集し、ついでにタオル数枚を購入。ついでのついでにビックカメラにも立ち寄り、資料を収集。ついでのついでのついでに2GBのSDカードを買おうと思っていたのだが、見つからず。最大1GBまでの在庫。なぜだろう。ついでのついでのついでのついでに、メトロ食品買いの「墨絵(すみのえ)」に寄り、明日の昼食用にパン数種を購入。腹が減ったので、ついでのついでのついでのついでのついでに、「墨絵」の隣にあった立ち食いそばで盛りそばを食べる。立ち食い、何年ぶりだろう。
 帰宅後は百貨店の企画を黙々と。ちょっとだけ先が見えてきた。