2008-01-29 古井由吉『白暗淵』 読書日記 戦中の孤独な体験、そして学生時代の哲学好きな友人との議論の記憶。「はじめにことばありき」。「はじめ」「ことば」このふたつが、じわりじわりと主人公の思考や感情、果ては人生までをも圧迫していくような。