わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2と5

 昨夜は確か、十二時半ごろに寝た。神経質だというのに眠りだけはなぜか野太い方で、枕にアタマを付けてほんの数秒で意識がぶっ飛び、夢の世界へ猛スピードで突入していくたちだ。昨夜もたちまち眠りに落ちたはず。そして、目覚めた。花子にゴハンをあたえなければいけない四時か五時にはいつも自然と目が覚める。花子に起こされるときもある。今朝はどうだったろう。ひどく騒がれたような気がする。起きた。暗闇の中で液晶デジタル式の目覚まし時計を見る。五時か。キッチンへ向かい、猫缶を開けて花子専用の器に盛る。すると珍しくカミサンが起きた。なにしているの? 花子ゴハン。まだ二時だよ。え、うそ? キッチンに置いたアナログ式の時計を見る。確かに二時だ。どうやらデジタル表記の2と5を見間違えたらしい。仕方がない。花子はもうゴハンをもらう気まんまんだ。やっちまったー、とつぶやきながらゴハンをあげると、花子め最初は夢中になって食べたが、一分もせぬうちに器から離れ、書斎とアトリエをうろつきながらフニャンフニャンと鳴き始めた。ゴハン食べたら寝なさいよ、そう一言言って再び布団に潜り込んだ。食事のリズムが狂った花子が、五時ごろにもう一度騒いだのは言うまでもない。
 六時二十分起床。昨日よりはちょっと冷え込んでいる。が、さんざん困らされた窓の結露はこの数週間で劇的に減った。
 打ち合わせの予定はゼロ。終日書斎に籠もって仕事。

>比呂美ねーさん
 大丈夫ですか? 日本滞在中は修羅場の漫画家のごとくお忙しいとのことですが、くれぐれもご自愛ください。ねーさんの詩をちょこちょこ読みながら、恢復を祈っておりまする。

河原荒草

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伊藤比呂美詩集 (現代詩文庫)

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青梅 (集英社文庫)

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