第二章、三十分ほど読んだのだが……5ページくらいしか読めなかった。涙。
第一章は日常的な感覚における現在と過去(それに未来も)の定義付けをしているように思えるけれど、どうなんだろ。自分が認識している対象の変化を仮に環境的な時間と呼ぶことにすると(これはぼくの造語)、それを認識する自分が感じているのが主体的な時間(これもぼくの造語)で、この両者が一致するのかしないのかはよくわからん。ただ、これらとは別に時計が刻む相対的な時間(これまたぼくの造語)というのも存在するが、これはあくまで基準のようなもので、時間の本質を示すものではない、ということ、なのかなあ。
第二章では歴史について言及している。過去と歴史の関係というか。司馬遷なんかは、歴史を主体的な時間の総体として縦糸でつむぐような作業をした、ということ、なのかな。あー、さっぱりわからん。でももう少し読もう。
- 作者: 吉田健一,高橋英夫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/10/09
- メディア: 文庫
- クリック: 15回
- この商品を含むブログ (25件) を見る
- 作者: 吉田健一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/02/08
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 12回
- この商品を含むブログ (14件) を見る