「新潮」1月号より。2月号、とっくに出ているのにまだ読んでる……。
女性の、妊娠と育児。その過程に潜む、自己愛と自己否定。その矛先が、子どもへと向かう。ときは愛され、ときには厄介者扱いされる。歴史とは、この感情の連鎖から成り立っているのかもしれない。そんなことを思わせるラストでした。
川上弘美は全然なじみのない作家。読んだこと、なかったかも。いや、あるかな。「センセイの鞄」読んだような。うーん。忘れた。カミサンが好きらしい。
- 作者: 川上弘美
- 出版社/メーカー: 新潮社
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