わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

継続するぬるったさ

 六時起床。今朝の空気のぬるったさは昨日以上なのだが朝から風が強く、そのぬるさがひたすらかきまぜられていたのだが、室内にサーキュレーターを設置して空気を循環させたときのようにぬるったさが平準化し温度ムラがなくなる、というようなことはおそらくないのだろう。梅の花が一気に散ってしまいそうで心配になったが、ひとまず大丈夫そうなので安心するのだが、いつかは散るのだから今日散ってもいいじゃないか、それが花の本質なのだと思い直してみるが、その考え自体があまりに陳腐すぎて、自分に少々うんざりする。だが、うんざりした自分のことを書いている自分に対してはあまりうんざりしていないのだから不思議だ。
 冬の風は高音域を突っ走る感覚があるが、春の風は中音域を幅広いレンジを使って押し寄せてくるように感じる。もっとも感覚など人それぞれだから、春の風にも疾走感を感じる人はいるかもしれない。春一番がそうかもしれない、と思ったが、あれは疾走と言うよりも大衆の暴動に近いように思える。
 仕事。某薬品会社会社案内。まだ本文を書く前の企画段階。ブランディングの規定に一分の隙もないグローバル企業なので表現の幅はおのずとせばまるのだが、それはデザインに限った話でメッセージのほうは多少の余白のようなものがあるのではないか、と、資料を読み込みつつ、そこを探している。ほか、某IT企業PR誌など。
 昼ごろから雨。ぬるったい空気はそのままに降る雨はぬるま湯のようで、と書きたいところだが実際はそんなことはない。大気中で冷やされた水蒸気が雨になり、ぐんぐん加速度を増しながら地表に落ちてくるのだから、ぬるったい空気に温められている時間などあるはずがない。
 十六時過ぎ、池袋へ。テレビ台の引き出しの取っ手が壊れてしまったので、東急ハンズで代替品を購入。2個で1,000円。思ったより高い。♪取っ手も取っ手も取っ手も取っ手も取っ手もだーいすーきよー。
 十七時、サンシャインプリンスホテルのティーラウンジで、某代理店担当者と打ち合わせ。久々にお会いしたが、元気そう。
 夕食は餃子を食べた。最初はアツアツだったが、すぐにぬるったくなってしまった。