わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

侵食

 久々にアポイントのない日。溜まっている作業に集中できるからこんな日はありがたい。五時四十五分、目覚めた瞬間から、まずは何をするべきかをアタマの片隅で考えはじめている。それが少しずつ脳を侵食し、やがてそればかり考えるようになる。だが、暑い朝だということを自覚した瞬間に脳は仕事の段取りという思考から一気に解放される。アヂイ。今度はこの三文字に侵食されることになる。もっとも、それも長くはつづかないのだが。起きなければ。顔を洗って動物たちの世話をして掃除をして……と、毎朝の段取りがアタマに浮かぶ。もっとも、これはさほど意識する必要はない。習慣のようなものだから、意識せずとも体は動く。
 麦次郎、皮下輸液170cc。
 仕事。午前中に気がかりだった二件。午後に残ってしまった二件。そして事務処理。
 夜は比較的穏やかに過ごせた。月齢12の月が、東南の夜空に輝いていた。