六時起床。身を縮めるほどではないが冷え込みは厳しく、暖を取ろうというつもりなのだろう、花子がぴたりと身体を寄せてくる。ぼくが起き上がっても、しばらく布団から動こうとしなかった。
晩秋の雨。いや、初冬の雨か。かすかに、ぽつりぽつりと降りはじめた。空の色は重い。明るく陽が透ける感覚もあるというのに、不思議と重い。だが、のし掛かるような重さではない。重たいまま、辛うじて吊り下がっている。
麦次郎、皮下輸液170cc。
外出の予定はないので書斎に籠もってひたすら作業。某食品会社のレトルト食品のネーミングだとか、某企業の販促企画とか、某団体広報誌の企画とか。あっという間に夜になってしまった。
夕食をとりながら、録画しておいた「アメトーーク」を観た。芸人のルール、みたいなテーマ。ドランクドラゴン鈴木拓の超天然廃人系イジラレっぷりがすさまじかった。希有の逸材。