五時四十五分起床。晴れ。花粉も化学物質もかなり飛んできていたらしい、やっかいな一日。朝、ベランダの植木に水をやるために少し窓を開けただけで、カミサンは目がかゆくなっていた。自分の目もわずかながらかゆい。
仕事。ひたすら手を動かす。頭も使う。書けば書くほど混乱するような仕事。書き上がったと思っても、大きく広げた布の片隅のしわを伸ばそうとするとほかの場所にしわがよってしまうような、あいまいな不安定さがどうしても残る。できたしわはていねいに伸ばすしかない。ほかにしわがよったら、それも丁寧に伸ばすしかない。
夕方、散歩をかねてOKマートへ買い出し。善福寺川はシラサギ祭り。いつもならよく見かけるゴイサギ(遠めに見るとペンギンに似ている)はまったく見つけられず。コサギが可憐な純白の体毛や華奢な体格からは想像も付かぬような低くて汚い、ガマガエルのような声で鳴きわめいていた。