わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

外出はしない

 六時三十分起床。
 暑さと天候の不安定さに、相変わらず振り回されている。美術館に行きたかった気持ちは「雷雨の恐れ」というたった一言の言葉でたちまち萎え、それなら早めに家を出て、近所でしっかり買い出しをしておこうと思い出かけてみると、予報ではセーフの時間帯だというのに、雨に降られる。思い返すに、今年の梅雨の雨は常に夏の夕立を超えたような激しさとともにあった。梅雨明けし、本格的な夏になると、容赦ない暑さと容赦ない暑さの合間に、容赦ない雨が挟まり込む。実際にその容赦ない雨に襲われてしまうことは少ない。だが広島の土石流のように、一度降り出せば、しばらくは呆然とするしかないほどの被害に見舞われる。東京二十三区内でそこまでの被害は出ないであろう。だが、およそ十年前に、わがマンションは、まず大丈夫と言われていた家の裏手を流れる善福寺川の決壊による水害に見舞われた。その時の経験、不安とも恐怖とも嫌悪とも違う、だが確実にネガティブな何かを、あれから延々と、引きずりつづけている。そんな自分自身を情けなく感じるが、一方で、自分以外の大きな存在、例えば環境、そしてその環境に、いつの間にか大きな影響を与えることになってしまった「政治」というシステムに、そうだ、不安とも恐怖とも嫌悪とも違う、だが確実にネガティブな何か、それを強く感じてしまう。
 午前中は掃除。少し読書。買い出し。突然の雨。
 昼食後は、疲れが溜まっていたのか、軽く昼寝のつもりが一時間以上熟睡。
 夕方から夕食の準備。野菜をすり下ろし、タマネギをしっかり炒めて肉ゴロンゴロンのカレーをつくる。
 東京MX「週刊リテラシー」。小沢一郎がゲスト。彼に対するすべての先入観が払拭された。90年代は、政治への権力の集中と右傾化をもくろむ人というイメージだったが、むしろ権力の解体を目指している人だったんだなあ…。しかし彼の話を聞いていると、民主党選挙互助会化を進めてしまったのも彼だったのではないかという気になってしまう。
 夕方はエアロバイク一時間。
 夕食はカレー。食べながら、テレ東の「トラックヒッチハイクの旅」みたいな番組を観る。玉袋筋太郎、やっぱりスゲエや。