五時四十分起床。ややこしくてめまぐるしい夢を見た気がする。目覚めた直後に書いたメモを見たら、「おかえりモネ」「○○○○○○○○社(20年前に取引のあった会社の社名)」「鯉」とあった。内容はやっぱりわからない。思い出せない。ただ、楽しかった感覚だけが残っている。
仕事。某企業のカタログの構成。昨日決めておいたはずのコンセプト案が、今日になって揺らいでしまった。こうなると、難産。
夕食は秋刀魚の塩焼きを食べた。
森山恵「水のことば、詩のことば ——ヴァージニア・ウルフ『波』を翻訳して」(「群像」2021年11月号掲載)を読了。ウルフは興味はあるがなかなか手を出せなかった作家の一人。『灯台へ』を読んだが、妙な感覚に陥った。
▼森山恵・毬矢まりえ訳の、戻し訳版『源氏物語』。紫式部のオリジナル版をアーサー・ウェイリーという作家が英訳しているのだが、その英訳をさらに訳したのがこの作品。かなり面白そう。表紙がクリムトなのも好印象。ちなみに森山恵はウルフが紫式部の影響を受けているのではないか、と書いていた。