わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・哲学・思想の読書日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ヴァージニア・ウルフ/鴻巣友季子訳『灯台へ』

 ディナーはつづく。もう、愛情と批判と冷笑と卑下と笑いと……と、あらゆる感情がごったまぜ状態。でも、パーティーってこんなものだよな。情景を、今目の前にあるものとして丹念に描くことだけがリアリズムではない。複雑に交錯する会話の全体像と詳細を、文章としてかっちりと再現していくのも一種のリアリズム。

灯台へ (岩波文庫)

灯台へ (岩波文庫)

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