わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

高橋源一郎「日本文学盛衰史 戦後文学編(10)アナーキー・イン・ザ・JP」

 パンク文学論。戦後日本における最大のパンクを川内康範の「死ね死ね団」(笑)に観るのだが、それはともかく、アナーキズム文学/反体制文学のクライマックスが1960年がだったとし、その代表作品として挙げられるのが高見順の『いやな感じ』であり、この作品の主人公こそがシド・ヴィシャスに並ぶ真のパンクだった、と論説を展開するのだけれど、この作品を読んでないのでぜーんぜんわからない。

群像 2010年 08月号 [雑誌]

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いやな感じ (文春文庫 (249‐2))

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勝手にしやがれ

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シド・アンド・ナンシー [DVD]

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ピストルズのヴォーカルだったジョニー・ロットンが「ジョン・ライドン」と名前を変えて(こっちが本名だったような)発表した超実験的バンド「Public Image Limited」の作品。ピストルズとはまったく違うが、傑作。
Flowers of Romance

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Second Edition

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Metal Box (Vinyl Replica Edition)

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