わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2006-03-06から1日間の記事一覧

加藤典洋『テクストから遠く離れて』

読書日記としては今まで書いていないが、毎晩、すこしずつ読んでいる。ラカン批判、いやラカン読解の批判? 「私は嘘をついている」をパラドックスと取るか、意味をもった言語表現と取るか。

田中小実昌『アメン父』

カントの思想を、「知識の働きと、信仰の働きを区別した」と捉えるのはわかりやすいなあ。

町田康『告白』

結局、縫と結婚できた熊太郎。だが、縫の気持ちがわからない。彼女には、希望というものがまるでない。

西荻の春一番

六時三十分起床。二時三十分、三時と二度も花子に起こされ、二回目の起きてよ攻撃では小一時間要望に応じて遊んだりゴハンを与えたりしていたというのに、目覚めは意外にも爽快である。昨日一日中寝ていたのがよかったか。風邪は幾分残っているような気もす…