わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

冴えない救い

六時起床。憲法記念日。国家の主体性と戦争の放棄は両立できないのか。軍備に頼らず他国の攻撃から身を守る方法はないのか。 祝日だが、夕方まで仕事。ツツジやマリーゴールドが咲き乱れ、気付けばどこかからジャスミンの香りが漂ってくるが、空の色はとても…

佐伯一麦「野焼」

「新潮」5月号より。まだ半分も読んでいないのだけれど、ぼくの地元にある渡良瀬遊水池が舞台になっていたので驚いた。なるほど、野焼きも震災や放射能の影響でいろんな問題が生じてしまっているのだな…。社会的な切り口でも、そうならない(ならなそうな)…

角田光代「うなぎ屋の失踪」

「新潮」5月号より。面白いし、読みやすいのだけれど、好きかそうでないかといったら後者だなあ。新潮 2013年 05月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/04/06メディア: 雑誌この商品を含むブログ (14件) を見る角田光代の作品はこちら。

今日の事件簿

夢で銃を撃つ事件 意外に動く事件 サバ味噌煮缶詰事件 なんだかんだでかなりの量を事件 Oだった事件 ミスド買ってみた事件

岡田利規「ショッピング・モールで過ごせなかった休日」

これも「新潮」。自己啓発KYラップ。苦笑。でも主人公は、オレの時間を返してくれ、とは言わない。途中、よくよく考えると誰の視点で展開してるんだ、という謎の描写があるのだが、岡田さんはこういうのを入れるの好きだよな。主体が消えてしまう。そしてま…

絲山秋子「始発まで」

「新潮」5月号掲載。震災、引きこもり、人間不信、愛のない性向…といった要素が巧みに折り込まれた短篇。絲山さんは、こういうのうまいなあっていつも思う。新潮 2013年 05月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/04/06メディア: 雑誌この商品を含…

鮮烈なる合体ロボ

六時起床。鮮烈な夢を見たという記憶だけが残っている。あまりに鮮烈だったのでメモをしたのだが、書いた途端に内容を忘れたようだ。すでにまったく思い出せない。目覚めてすぐに書いたメモを見てみると、「合体ロボ」とある。見ても、何も思い出せない。 夜…