わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

雀が目白押し、メジロ入り

 六時、花子にしつこく起きろ起きろ起きろ起きろと急かされた。そのくせ、起きると自分はプイとどこかへ行ってしまう。勝手なもんだ。
 寝る前に薬を塗ったのが功を奏したか、今日は腱鞘炎の症状はない。
 すっきりした晴れ空ではないが、雨は上がった。青空の下に薄くちぎれちぎれな灰色の雲が、そしてその下に、どす黒くやや紫色を帯びた小さな雲が転々と広がり、ゆるやかに朝の風に流されている。雲の加減で、陽の光が弱まったり、強まったり、陰ったり、明るくなったりを不規則に繰り返している。深呼吸してみる。さて、自分が今吸い込んだのは、強い光か、弱い光か。青空か、明るい雲か、紫を帯びた黒い雲か。
 午前中は某生命保険会社DVD、某IT企業PR誌のマンガ原作。マンガ、めずらしく大苦戦。煮詰まったので散歩がてら、「ムッシュ・ソレイユ」までパンを買いに行く。
 帰る途中、雀のお屋敷を見かけた。古いモルタルの一戸建ての枯れ木が目立つ庭に、雀がざっと見て百羽以上、ピーピーチュンチュンとなき散らかしながら集まり、屋根に移ったり、地面に降りたりと好き勝手なことを繰り返していた。よく見ればメジロもかなり混じっている。雀が目白押し、メジロ入り。
 午後もマンガ原作。
 夕方、カイロプラクティックへ。ついでに吉祥寺のパルコでCDなど購入。
 夜もマンガ。日付が変わったころに、ようやく目処が付いた。

今日買ったCD「のだめカンタービレBEST100」

 マンガに出てくる楽曲、ぜーんぶ収録してるんだって。CD8枚組で4,800円。こりゃおトクだ、ラスマニノフもベトシチもピンクのモーツァルトもみんな楽しめる。

今日買ったCD CAN「Monster Movie」「Tago Mago」など

 リマスターされ紙ジャケで再発されたので、買い直し。なんだか、ホルガーやダモにお布施をあげている気分。

Monster Movie

Monster Movie

Ege Bamyasi

Ege Bamyasi

Future Days

Future Days

Tago Mago

Tago Mago

阿部和重『ミステリアス・セッティング』

『インディビジュアル・プロジェクション』以降(なのかな?)、毒をためっぱなしだった阿部和重のデトックス小説なんだって。本人がどこかの新聞のインタビューで言ってた。

ミステリアスセッティング

ミステリアスセッティング

 ぷちぷち、夕方のゴハンの時間が遅くなってしまった。十九時ごろカミサンが新しいゴハンを与えると、がっついてマリマリと食べはじめた。カメラを向けても、全然ビビらなかったそうだ。飢えてるんだなあ。

 麦次郎、カミサンがロデオボーイをしていると、ナアンナアンとなきわめいて不安を訴えるそうだ。怪しい動きをする怪しい機械に跨がっている様子は、確かに麦にとっては恐怖そのもの。
 花子、今はぐっすり眠っているが先ほどまで書斎中をウロウロしていた。膝の上に乗せてあげたら、満足したようだ。しばらくの間、ぼくは花子を載せたまま原作のネームを書いていた。