2005-07-12 冷空 六時、起床。蒸し暑い曇天。七時、事務所へ。昼は妙な肌寒さを感じた。湿気で身体が覆われる感覚があるのに、そこへ冷たい空気が染み入り、肌をかすめてゆく。 終日仕事。外へは夜まででなかった。 二十二時三十分、帰宅。 花麦、ドア越しでゴハンを食べさせる。お互い、まったく警戒心を見せない。 渋谷西武の「ヨウジヤマモト」から秋冬新作の案内が届く。今シーズンは期待している。 古井由吉『仮往生伝試文』。東京大空襲の記憶に、梅の花の香りが紛れ込む。