2006-05-13 小川洋子『博士の愛した数式』 読書日記 博士、ルート、そして「私」の数字の世界への探求が折り重なるような日常。数式や定理がひとつひもとけるたびに、三人の絆は深くなる。しかし、翌朝にはその確かな絆を博士は忘れてしまう。