わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

激辛ドーナッツ

 六時三十分起床。今朝も喉の内側グルリに激辛味のドーナッツがまるまるすっぽりと収まっているような、そんな感覚の痛みを感じる。だが、一時間もすれば収まってしまうから不思議だ。
 曇天。空は雲に覆われ平坦に見えるが、地上では風に揺れる葉の重なる音が不規則に聞こえてくるから、きっと雲はどこかに向かって流れているのだろう。新聞を取りに行くついでに、外に出て深呼吸をしてみる。痛む喉に湿った空気が流れ込んできた。
 仕事。某健食メーカーの企画、某生命保険会社Web サイト、某IT企業新聞広告など。八割は健食メーカーの企画に費やした。実は専門職ではない企画の仕事。コピーを考えるより、飽きるのは早くなる。これはぼくの性格が悪いからだが、どんなにおもしろい商品やテーマでも、企画の仕事は一時間も取り組むと飽きてしまう。こまめに気分転換しないと脳が破裂しそうになるのだ。コピーならこんな事態に陥ることはない。得手不得手の問題かもしれぬ。まあ、いずれにせよ仕事をいただけるのは、フリーランスの身としてはありがたいことだ。
 昼食はおかゆを食べた。
 夕方、麦次郎が大騒ぎするので気分転換をかねて少しつきあってやった。近ごろはバードウォッチングがマイブームらしく、ベランダにやって来るスズメばかり見ているというのは何日か前に日記に書いたが、それがだんだんエスカレートし、以前は窓ガラス越しに見れれば満足していたというのに、ベランダに出てすぐそばで見れないとイヤらしい。ニンゲンだって、バードウォッチングするときは対象の鳥とは絶対的な距離を取るというのに、このバカ猫はスズメが身の危険を察知する範囲まで平気でずかずかと近寄ってゆく。
 二十二時、業務終了。