わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

古井由吉『聖耳』

「初時雨」「年末」。視覚と聴覚の対比に、自身の記憶や偽記憶、幻聴や幻視が重なってゆく。そして時折、あの世が見える。