アデノウィルス・リターンズ - わたしが猫に蹴っとばされる理由

　三時、花子にゴハンちょーだい、と起こされる。ゴハンを与え、しばらく面倒を見る。
　四時、花子につまらん、退屈だ、と起こされる。おもちゃを取り出し、しばらく遊ぶ。
　五時、花子にウンコが出る、と起こされる。ウンコの始末をし、その後も興奮状態の花子をしばらくかまってやる。
　六時、喉の痛みで目が覚める。うがいをし、のど飴を舐めてみる。
　七時、目覚しのアラームで目覚めるも、身体がうまく動かない。喉は痛む。全身がだるい。またやっちまったか。無理矢理身体を動かしてみる。起き上がる。起きることはできるが、身体がタテになると気管に負担がかかるのか、ゲッホゲホゲホゴッホゴホと咳が止まらなくなる。マスクをして身支度。この冬は疲れが溜まっているのか、虚弱である。自分のカラダのふがいなさが情けなくて涙が出てくる。
　朝一番でかかりつけの医者へ。アデノウィルスによる気管支炎。しかも、先日とは別のウィルスなのだそうだ。トホホ。
　だるい身体にむち打って午前中は事務処理のため銀行へ。午後からは書斎でただひたすらに某社パンフレットに掲載するマンガの原作を考えつづけた。ぶっとおしでEnoを聴いていたが、夕方からは体調も戻ってきたのか、ちょっとハイな気分になってきたのでKing CrimsonのProjeKct One、ProjeKct Twoを聴いた。今は落ち着きたい気分なので、Canonballの「Something Else」をBGMにこの日記を書いている。