六時四十五分起床。日中は夏の気配が色濃く空や街や木々を染めるが、朝はまだ春の、というよりは所属不明の曖昧な季節の、ひんやりとした空気が部屋に満ち、空を覆っている。ニンゲンの暮らしに溶け込むようなひややかさ。
某食品メーカー会社案内など。夕方、気晴らしに散歩するも鳴るケータイに応対していたので気晴らしにはならず。クサクサしているから気晴らし、というのではない。飽和した脳の空気の入れ替えだ。外を歩き外気を吸うことで、ふわりとアイデアが浮かぶことがある。
十九時過ぎ、もう一度散歩へ。ついでに西荻窪の「三ツ矢酒店」で日本酒を買ってきた。「開運」の純米酒。ありがたい名前だ。
義母がもってきてくれたピーマン肉詰めなどで夕食。食後も少し作業した。