2007-05-22 安岡章太郎「危うい記憶」 読書日記 訪露の記憶から、戦中の従軍時代の満州赴任の記憶へ。記憶は複雑な経路をたどりながら、過去をさまよいつづけている。この混濁した感覚とピンポイント的に鮮明な感覚の同居が、危うさなのかな。