わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

合わせ鏡/絶食

 六時三十分起床。明け方は涼しいが、八時を過ぎるとたちまち陽射しは強くなり、アスファルトに照り返されて、気温は太陽と路面の合わせ鏡のように、際限なく上がってゆくように思える。映った像が果てることなくどこまでも鏡の世界の中で延びつながってゆくように、温度もまた、太陽に熱された空気が路面を熱し、熱された路面が熱を放出し、放出した熱は空気をさらに熱く不快にする。この不毛な熱のやりとりが、太陽までつづいているような気がして仕方がない。
 午前中は麻布十番へ。午後より書斎に籠って作業。某食品メーカーリーフレット、某自動車メーカーキャンペーン企画、某遊技機メーカー企画。夕方、久しぶりにP社のN氏より電話。仕事の依頼。喜んでお引き受けする。
 カミサンもぼくも、ちょっと胃がもたれぎみで、おまけに少々夏バテっぽいような。昼食はお粥にし、夜は思いきって絶食して消化器官を休ませてあげることにした。とはいえ、完全に何も食べないのはさみしいので、ぼくはコンソメスープと野菜ジュースをがぶ飲み。カミサンはハーゲンダッツのアイスを食べたようだ。