わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

「漫才」というコミュニケーション

 七時起床。晴れ。霞みながら緩く伸びる春の青空に、紅梅白梅の鮮やかな色が映える。もう終わりだろう、すぐに終わる、そう感じ始めてからすでにかなりの日数が経つ。梅の花は、案外しぶとい。そのしぶとさが好きだ。
 掃除を済ませ、クィーンズ伊勢丹まで買い物に出かけ、「ムッシュソレイユ」の小麦高騰で値段据え置きだがひとまわり小さくなってしまったパンで昼食を摂り、午後からはアイロンがけをしていたらあっという間に日が暮れた。眠くなったのでしばらく寝た。
 夜は「めちゃイケ」の「笑わず嫌い王」を観る。はなわの実弟がボケを担当している漫才コンビ(名前忘れた)、とても気に入る。ボケというコミュニケーションの不成立状況にツッコミというコミュニケーションをむりやり介入させることで漫才は成り立っているんだなあ、と痛感しつつも、このコンビの手法はコミュニケーションが一方通行である点が極めて特異で、じゃあそれって今さっき痛感したことがこのコンビに限っては違うってことじゃん、というわけで、そのちぐはぐさにまた強く心惹かれ、なんだかよくわからん状態になってしまった。