わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

重ねて生きる

 今日で三十九歳になる(戸籍上は、だが。実際に生まれたのは翌日の日付が変わってすぐらしい。なぜ、こんなややこしいことをしたのか。日付まで正確に見るタイプの占いをする機会があるたびに困っている)。ここ数年、加齢による身体の衰えをじわりじわりと感じている。走ればすぐに顎が上がる。徹夜あけは何も考えることができなくなる。自慢だった大食いもままならず、とあれやこれやで限界というものにすぐにぶち当たるようになった。一方で、痔だの頭痛だの気管支喘息だの、大人になってから発症した病気は多く、うんざりしている。歳を重ねる、という表現があるが、衰えを重ねる、と解釈するとたちまち気分が重くなる。陰鬱さが重なるというわけだ。そうは思うまい、思うまい、と心掛けながら最近は生きている。重ねるという言葉の意味を、別の方向にシフトしたい。では、何を重ねるべきか。あいにく、その答えはさっぱりわからないのではあるが。と書きながら、そうか歳を重ねるとは、問いを重ねることにつながるか、と気づいた。問いが重なれば、答えも重なる。過ちも重なるだろうが、正解ももちろん多いだろう。おそらく正誤など問題ではない。嘘を重ねるのはまずいだろうが、問いを重ねることは、おそらくどこかでこの世の仕組みだの、存在だの認識だの、といった、とらえきれないが確実にとらえていることの、とらえ方へと肉薄するには欠かせない。
 戸籍上の誕生日と同日の有名人。元バービーボーイズのKONTA、トンズラーの声優の人、高島礼子
 五時四十五分起床。古紙を大量にゴミ出しする。
 某ハウスメーカー企画など。土曜も使わないと無理かと思っていたが、案外効率的に進んだ。
 夕方、「Rosso」で髪を切る。ロン毛がセミロン毛くらいに変わった。