わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

阿佐ヶ谷「PLIKK KEE NOO」

 プリッキーヌー、でいいのかな? よくわからん。ピッキーヌー、と読む。領収書にカタカナ表記があった。
 ちょっと変わった、でもかなり本場の味に近そうな感じ。要するに、日本人向けの安易なアレンジを一切していなさそうなのだ。
 トムヤンクン、絶品である。味に深みがある。トマトが入っているのが秘訣なのかも。生まれてはじめて心の底からフクロダケをうまいと思った。
 牛肉コマとタマネギ、ショウガ、ニンニク、ミントその他のハーブをナムプラー、唐辛子などと一緒に炒めて仕上げにライムを搾ったと思われる「プラヌア」。はじめて食べた。最初の一口はミントとナムプラーと牛肉の取り合わせの妙な感じがとても不思議で、なんじゃこりゃ、と思ったが、二口、三口と進めるうちに、ナムプラー中毒がミントによって加速し、辛い、辛いとつぶやきながらも、箸を止めることができなくなる。危険。
 それから、エビとカシューナッツレモングラスの輪切りをナムプラーなどで香ばしく炒めた「クンタックライ」も食べる。レモングラスとは香り出しのハーブで、妙に筋張っているし固いからフツーは食べないものだと思っていたのだが、うーん、この調理法ならイケるじゃないですか。特別な下ごしらえをしているのかも。