国産ジーンズはほとんどが岡山でつくられている。桃太郎ジーンズもその名の通り岡山産。地元の小さなジーンズメーカーが、直営店「DENIM HOUSE」中心に販売している。大量生産ができないので、こういう売り方しかできないのだそうだ。もっとも、一部の百貨店でも買えるようだし、生地はエルメスなどの高級ブランドに卸しているそうなのだが。
リーバイスのビンテージを現代に再現した、いわゆる「レプリカジーンズ」のメーカーとは一線を画する、オリジナリティあふれるブランド。無論素材も工程もこだわりの塊。その頑固さ、一徹さがどことなく、ぼくの大好きなYohji Yamamotoと通じるところがあるような(今シーズンはなぜか萌えなくて、買わなかったのだけれど)。10年保証、裾上げで余った生地は後日小物にして郵送してくれるというサービスもうれしい。
一番シルエットの太いモデルをプラス3インチのオーバーサイズで穿くことに。すると買う予定でなかったカミサンも店員さん(とても丁寧な岡山出身のおにーちゃん。イキに桃太郎ジーンズを穿きこなしていた)の話を聞いたりぼくの試着する様子を見ているうちに欲しくなってしまったようで、メンズのスタンダードなストレートを(女性が穿くとかなりワイドに見える)買ってしまった。
ボトムスは2万円台前半から。↓公式サイトからちょっと写真拝借。
http://www.japanblue.co.jp/denimhouse/