2009-01-15 松浦寿輝『花腐し』 読書日記 表題作。倒産を覚悟したデザイン会社の社長が、借入していた消費者金融の依頼で古いアパートの追い立て屋をすることに。九十年代の松浦って、こういうブラックな、社会の影を掘り起こすような作品が多い。